研究課題/領域番号 |
17K04827
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 広島工業大学 |
研究代表者 |
寺西 大 広島工業大学, 情報学部, 准教授 (50237004)
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研究分担者 |
松本 慎平 広島工業大学, 情報学部, 准教授 (30455183)
竹野 英敏 広島工業大学, 情報学部, 教授 (80344828)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 技能学習 / 技能伝承 / 技術教育 / 自己組織化特徴マップ / クラスタリング / モーション解析 / VR / AR / 個人特徴 / 機械学習 / SOM / 暗黙知 / 運動解析 / AR/VR / 可視化 |
研究成果の概要 |
鉄工やすりがけの技能学習を題材に、学習者の工具の動作を接触計測して、学習者が気づきやすい形で「クセ」を特徴抽出し、これを自己組織化特徴マップ(SOM)によって分類・可視化を適応的に行う技能学習支援システムを開発した。 また、動画視聴に基づく学習について、これを主体的に進めるため、タイミングに合わせて、CGによる擬人化応答で学習者にむけて関連情報を発話し、学習者の理解を促進する学習支援エージェントキャラクタを合成した低コストVR/AR環境による学習支援エージェント提示システムの基礎機能を開発した。実験の結果、同システムの機能が学習者間のインタラクションや学習意欲の向上に有効なことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の技術者養成を支えるイノベーターとしての資質を育み、学んだ知識と技能を社会に役立てようとする意欲を高めるために,小・中学生の段階からものづくり教育の充実が求められている。しかし現状では、そのための効果的な技能学習システムを欠いている。そのために、新しい観点や技術によるものづくり技能学習システムの開発が急務である。本研究ではこの要請に応えるべく、①高度熟練者の作業を運動解析し、学習者と比較することで、形式知と暗黙知(勘やコツ・クセ)の抽出システムを開発した。また、②視覚・聴覚情報を用いた仮想現実(VR)ならびに拡張現実(AR)の技術を導入した学習者適応型の技能学習システムを開発した。
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