研究課題/領域番号 |
17K04831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤田 卓郎 福井工業高等専門学校, 一般科目(人文系), 准教授 (70735125)
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研究分担者 |
宮本 友紀 福井工業高等専門学校, 一般科目(人文系), 准教授 (40546256)
相場 大佑 福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 助教 (50735123)
山田 哲也 福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 准教授 (80644541)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ブレンディッド・ラーニング / eラーニング / 理系英語 / STACK / リメディアル / LMS / 工業英語 / リメディアル教育 / 教材開発 / 実態調査 / 実践研究 / 高専 / 一般科目教育 / ブレンド型学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、高専の一般科目における対面授業とウェブ・ベースの学習を組み合わせたブレンディッド・ラーニングを実践し、指導効果を検討した。具体的には、理系英語、リメディアル英語、数学の個別学習教材を作成し、本科の低学年の学生を対象に試行し、指導効果を検証した。その結果、ウェブ・ベースの学習教材を取り入れる利点として、時間や場所の制限なく取り組めること、自分のペースで柔軟な活用ができること、家庭学習の習慣の形成に役立ったという報告が行われた。一方で、教材の動作遅延への対応など、ウェブ・ベース教材特有の問題への対処や、対面授業とウェブ・ベースの学習の明確な目的の設定の必要性が注意点として報告された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、高専におけるブレンディッド・ラーニングの教材開発にとどまらず、教材の試行と指導効果の検証を体系的に行い、WBTと対面授業を組み合わせることの利点、注意点について具体的に提示した。また、ウェブ・ベースの学習を行う環境の具体的な構築方法について書誌媒体にまとめ、オンライン上で共有した。教育現場でのICTの活用がますます求められる中で、本研究の成果は、高専のみならず、高校生、大学生を対象とした授業実践を検討する際にも有用であると思われる。
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