研究課題/領域番号 |
17K04845
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
吉田 浩之 群馬大学, 教育学部, 教授 (30461198)
|
研究分担者 |
来田 宣幸 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (50452371)
原田 隆史 ビジネス・ブレークスルー大学, 経営学部, 教授 (70368588)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 部活動 / 学習指導観点 / 生徒指導観点 / 中学校・高等学校 / 指導者研修・育成プログラム / 指導者研修プログラム / 部活動学習目標尺度 / 部活動適応感尺度 / 指導者育成 / 教育学 / 学習指導 / 生徒指導 |
研究成果の概要 |
学習指導と生徒指導の観点から「教育活動としての部活動」の具体化を推進するために,部活動における生徒の学習目標への到達度の状況を把握できる尺度を作成し,また,部活動における生徒の集団への適応状況を把握できる尺度を作成した.さらに,その実用化を促進するために,尺度調査結果を可視化した資料として示すシステムも開発した.それらを基にした部活動指導者の研修・育成プログラムを作成し,その実践事例の検証を通じてプログラムの実効性を高めた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
次の2点が挙げられる.1点目は,学習指導と生徒指導の両面から客観的に分析・評価できる教育的プログラムを作成した点である.従来の部活動指導では,学習指導と生徒指導の教育的観点から生徒状況を評価する具体的な方法が不在であったが,尺度を用いて生徒状況を分析・評価する新規性の高い方法を示した.2点目は,部活動指導者の多角的・客観的評価を可能にした点である.生徒に対する尺度調査による定量的な評価基準を活用することで,指導状況を多角的・客観的に評価できるようになった.それにより教育実践の向上や逸脱指導の予防が可能となり,外部の部活動指導員を含めた指導者の人材育成と部活動の質保証に貢献できた.
|