研究課題/領域番号 |
17K04849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
山田 智之 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00758584)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 職場体験 / キャリア教育 / 大学生 / 社会人 / 教員 / 事業所 / 職業人 / キャリア意思決定 / 進路成熟 / 地元志向 / 特別活動 / 総合的な学時間時間 / マイノリティー / レジリエンス / 教職員 / 職業観 / 教職観 / オタク / 中学校 |
研究成果の概要 |
中学校における職場体験が,大学生や職業人となった時の進路選択や職業生活,職業観等,成人期のキャリアに影響をあたえることが明らかになった。また,多くの学校が職場体験を肯定的に捉えていることが明らかとなった。また,事業所では,業務に与える影響を懸念する傾向はあるものの,職場体験を社会貢献やCSR(Corporate Social Responsibility)につながる活動としてのみならず,企業活動の一環としてとらえる傾向も認められた。このことから,学校は職場体験の実施にあたり,生徒指導上の留意事項を含めて,各事業所と十分に打ち合わせを行い,情報共有,共通理解を図ることが重要であると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中学校における職場体験が,大学生や職業人となった時の進路選択や職業生活,職業観等,成人期のキャリアに影響をあたえることが明らかにできたことは本研究の最も大きな成果である。また、職場体験やキャリア教育の捉え方や具体的な取り組みについて,教員や事業所の方に調査を行い,多角的に現状を把握できたことは,これからの職場体験やキャリア教育を展開する上で多くの示唆を得ることができた。しかしながら,研究期間中の2020年のCovid-19の感染拡大を期に,学校現場ではオンラインで行う職場体験など新たなスタイルが試みられるようになった。今後は,新たな職場体験のスタイルを含めて,研究を深める必要があると考える。
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