研究課題/領域番号 |
17K04852
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
平野 吉直 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (40293534)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 長期集団宿泊活動 / 教育成果 / 小学校 / 教育的効果 / 野外教育 / 生きる力 / 自己効力感 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、小学校の長期集団宿泊活動の成果を明らかにするとともに、学習効果の高いプログラム・指導方法を分析することである。本研究では、小学校の長期集団宿泊活動を受け入れている青少年教育施設職員へのインタビュー調査、長期の集団宿泊活動に参加している児童を対象にした「生きる力」および「自己効力感」の調査、長期の集団宿泊活動を実施した小学校の教諭へのインタビュー調査を実施した。 その結果、①長期にわたる規則正しい生活を送ることで自立性がはぐくまれること、②仲間との集団生活によって社会性が身につくこと、③自主的で挑戦的な活動の継続によって自己効力感や積極性を育成することが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、小学校の長期集団宿泊活動の教育成果が証明されるとともに、有効なプログラム、指導法、新たな実施方法等が示されたことによって、これらの研究成果を踏まえ、効果的な長期集団宿泊活動が全国各地の小学校で展開されることが期待できる。特に、教育課程に位置付けて実施する必要のない通学合宿等の取組みの成果や課題を研究することは、小学校における新たな体験活動の充実方策を示すことにつながる。 本研究は、今後ますます重要性が増している子どもの自然体験活動の充実に寄与し、将来の日本を担う子どもたちの「生きる力」をはぐくむ機会の拡充を図ることができる。
|