研究課題/領域番号 |
17K04854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
松永 洋介 岐阜大学, 教育学部, 教授 (90324277)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 国際バカロレア / MYP / Music / 授業 / Arts / 芸術 / 音楽 / インターナショナルスクール / 授業構成 / 経験主義 / 学力観 / 芸術教育 / カリキュラム / MYP,PYP |
研究成果の概要 |
国際バカロレアにおける芸術分野の音楽領域におけるカリキュラム構築は、MYPの場合、聴覚を通した知覚と感受をもとに行われるものである。その際にテーマとなりうる単元は、他教科・領域との関連を持たせることにより、生徒の探究活動を促すことができる。その際にはまず、音楽の文化的側面に着目し、音楽の持つ歴史や文化を理解することが重要である。次に音楽を聴くことによって得られるイメージと、そのイメージを生み出す基盤となる音楽的要素との関係を整理することによって生徒の音楽活動を促すことが可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究については、特に今後日本国内で増加することが予測される国際バカロレア(IB)の教育課程を導入する際に課題となる、学習指導要領と国際バカロレア機構が示す教育課程との整合性について参考となる考え方と実例を、芸術科(音楽)において示すことができたと考える。また、今回は中等教育課程(MYP)を中心に研究を行ったが、初等教育課程(PYP)との接続や、大学受験資格課程(DP)への接続に関しても、一貫性を持った教育課程の開発に資することのできる考え方を示すことができたと考える。
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