研究課題/領域番号 |
17K04860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
岡田 敏之 京都教育大学, 教育創生リージョナルセンター機構, 教授 (50791331)
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研究分担者 |
野山 広 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, 准教授 (40392542)
岩槻 知也 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (60263191)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | いじめ / 不登校 / 夜間中学校 / 自主夜間中学 / 教育機会確保法 / 夜間中学 / 学習権 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、不登校特例校としての洛友中学校の教育実践の検証を行い、一般の小中学校との交流を行っている全国の公立夜間中学校や自主夜間中学への訪問で、交流の様子を映像に収めるとともに児童生徒の感想文等を収集した。それらを理論的にまとめ、基礎教育保障学会第3回研究大会や第63回全国夜間中学校研究大会、文部科学省主催の「夜間中学説明会」及び各自治体等において発表してきた。その成果もあり、公立夜間中学校3校が誕生し、その他複数の自治体において設立に向けた具体的な動きが起きている。さらに、本研究の代表者が「教育機会確保法」の改正に向けた協議会座長を務めることもできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、夜間中学に関して、これまで社会教育の観点で論じられることが多かったが、いじめや不登校等の現代における学校教育の問題、とりわけ生徒指導の観点で述べられることはなかった。本研究では、夜間中学の存在意義を学校教育の視点からアプローチすることができた。 社会的意義としては、基礎教育保障学会や全国夜間中学校研究会での発表、文部科学省主催の夜間中学設置推進説明会や地方自治体主催の講演会を通し、公立夜間中学校3校の新設や複数の自治体における設立に向けた動きに大いに貢献することができた。
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