研究課題/領域番号 |
17K04875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 名寄市立大学 |
研究代表者 |
関 朋昭 名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (20321367)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 部活動 / 運動部活動 / 文化部活動 / 勝利至上主義 / 知識基盤社会 / 教員負担 / 研究方法 / つなぐ / 哲学 / 数学 / 運動部優位説 / チームで働く力 / 負担の概念化 / 文化 |
研究成果の概要 |
部活動が、21世紀の知識基盤社会を担っていくためには、これまでの形式化された部活動ではなく、新たな部活動づくりが求められる。これまでわが国では、運動部活動はスポーツを利用し、スポーツは運動部活動を利用してきたが、結果的に両者の絆は、学校教育そしてスポーツ振興へ多大な貢献をもたらした。文化部活動と芸術の関連性も同じである。しかしながら、知識基盤社会と部活動の関係性は大きな歪みと負荷が生じ問題も多い。両者を新たに「つなぐ」議論が期待されている。 本研究では以下の4つの研究成果を得た。(1)部活動研究するための研究、(2)文化部活動の基礎研究、(3)部活動の学修成果、(4)教員の負担。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高校教育における部活動の役割や意義を再確認し、その効果を実証することができた。しかしながら、部活動に所属しない「無所属」と「運動部」の間では、有意な差を認めることができなかった。翻って、「無所属」の存在は、先行研究を大きく覆す結果を得られた。 本研究は教員によって部活動は「やりがいがある/やりがいがない」という負担の対比が、なぜ顕れるのかについて関心を払ってきた。最終的には、負担と誘因に関する三段論法を成立さ せ、理論的枠組みとして「双対性」を呈示した。この「双対性」は汎用性が高く、様々な分野への応用が可能な理論である。
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