研究課題/領域番号 |
17K04877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 石巻専修大学 |
研究代表者 |
新福 悦郎 石巻専修大学, 人間学部, 教授 (20734122)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 安全学習 / 判決書教材 / 授業開発 / 資質能力育成 / いじめ / 自然災害 / 学校事故 / 熱中症 / 判決書教材開発 / プログラム化 / 感想文分析 / 安全学習資質能力 / 大川小高裁判決 / 判決書教材分類 / 授業実践 / 学校安全 / 先行研究調査 / ネットでの紹介 / 授業プログラム開発 / 事例 |
研究成果の概要 |
本研究は、安全教育における安全学習に焦点化し、児童生徒等が安全確保のために必要な基礎的素養や安心安全な社会を形成する資質能力を育成するために、事例としての判決書を活用した安全学習の理論化と教材・プログラム・授業開発を行った。 具体的には,児童生徒の安全を奪う学校災害として、学校の教育活動にともなう学校事故、いじめ問題、自然災害、熱中症、部活動の事故などの判決書からの教材開発を行い、安全学習としての総合的なプログラム化と授業開発を行った。さらに、安全教育の資質能力育成の観点から、授業実践の感想文分析を行い、抽出された要素から本研究の効果と可能性および課題を追求することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、学校の教育活動にともなう事故災害で被害となった判決書一覧、および児童生徒の加害行為が原因の事故に関する判決書の一覧を作成した。具体的には、学校事故、いじめ問題、自然災害、熱中症、部活動事故などの判決書教材を開発した。また、授業プログラムを作成し、小学校3校および中学校3校において授業実践を行った。授業後感想文の記述をもとに、質的統合法を活用して、児童生徒の学習内容を抽出し、安全教育の資質能力育成との関連から分析したが、判決書教材を活用した授業実践にはそれら資質能力育成についての可能性があることが明らかになった。
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