研究課題/領域番号 |
17K04885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
中野 啓明 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 教授 (40237350)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 道徳科 / キー・コンピテンシー / ICTの活用 / クラウドの活用 / ICT / 交流場面 / 授業 / 道徳授業 / 相互にかかわりあう / タブレット端末 / PISA / 読解リテラシー |
研究成果の概要 |
本研究では、キー・コンピテンシーおけるカテゴリー2「異質なグループにおいて、相互にかかわりあうこと」に関する能力を育むための道徳授業のモデルを探究した。 具体的には、道徳授業における子ども相互の交流場面における教師の授業方法の分析を行うとともに、意見交流場面でのICTの活用方法を探った。その結果、子ども相互の交流場面において、小学校低学年でも活用可能なICTの活用方法として、1)子どもがワークシートへ自分の考えを記入する、2)クラウド上のフォルダに写真をアップロードする、3)友達の写真を見て自分の考えと比較する、4)新たな自分の考えをワークシートに記入する、という、というステップを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、先行研究においては未開拓の領域であった、キー・コンピテンシーおけるカテゴリー2「異質なグループにおいて、相互にかかわりあうこと」に関する能力を育むための道徳授業モデルの開発を行った。特に、道徳授業における子ども相互の意見交流場面でのICTの活用方法を探った。この研究成果に基づき、研究最終年度には、小学校の道徳科におけるICTの活用方法に関する書籍を刊行した。
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