研究課題/領域番号 |
17K04886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岐阜女子大学 |
研究代表者 |
谷 里佐 岐阜女子大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10440554)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 伝統文化 / デジタルアーカイブ / オーラル・ヒストリー / 教材開発 / 教材 / オーラルヒストリー |
研究成果の概要 |
伝統・文化教育の教材利用の観点から、オーラルヒストリーのデジタルアーカイブに必要とされる資料内容とその構成方法について、白川郷和田家当主のオーラルヒストリーのデジタルアーカイブの実践により検討した。作成した教材『和田先生と学ぶ白川郷和田家』の教員・子どもの利用結果により、オーラルヒストリーに込められた話者の思いや体験談が現地学習の事前・事後学習に有効であること、印刷メディア(冊子)にデジタルメディア(動画データ等)をリンクさせるオーラルヒストリーの構成モデルを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、個人や組織の経験を聞き取る記録として資料的価値が高いとされるオーラルヒストリーのデジタルアーカイブについて、伝統・文化教育の教育効果を高める観点から、必要とされる資料内容と構成を実際のデジタルアーカイブ教材の作成により明らかにした。オーラルヒストリーのこれまでの研究に関する教育(教材)に関わる実践例となり、研究成果は、今後のオーラルヒストリーのデジタルアーカイブ教材への適用が期待できる。
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