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協同性の育ちに着目した幼小接続における音楽教育のプログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K04889
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関大阪成蹊大学 (2023)
京都女子大学 (2017-2022)

研究代表者

岡林 典子  大阪成蹊大学, 教育学部, 特別招聘教授 (30331672)

研究分担者 難波 正明  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (10278442)
佐野 仁美  京都橘大学, 発達教育学部, 教授 (10531725)
坂井 康子  甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (30425102)
南 夏世  神戸海星女子学院大学, 現代人間学部, 教授 (70514248)
山野 てるひ  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (70168631)
水戸部 修治  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (80431633)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード協同性 / 音楽教育 / 表現教育 / 幼小接続 / プログラム開発 / 日本語の音楽的特徴 / 日本語 / 和太鼓 / 音楽的素地 / オノマトペ / 和楽器 / 身体文化 / 祇園ばやし / 祇園囃子 / プログラム
研究成果の概要

本研究では、子どもの協同性の育ちに着目し、幼小の円滑な接続に寄与する音楽教育・表現教育の教材とプログラムの開発を目指した。プログラム内容については研究分担者らと検討を重ねた結果、協同性の育ちに加えて、急速な国際化が進む中で、日本の子どもの音楽的素地として、自国の音楽を楽しむことから、将来は世界の多様な音楽に目が向けられるように、日本語の五感を基盤にした豊かな感受性や表現力、創造性、即興性を育むことが必要であるとの考えに至った。そうした考えをもとに考案したプログラムを、幼稚園と小学校で実践を行い、研究成果として、音楽・表現教育の教材集を作成した。また、音楽的素地の育成に向けた書籍を出版した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、研究成果として、『幼・保・小で役立つ 絵本から広がる表現教育のアイデア』(一藝社,2018)と『子どもの音楽的素地を育むために-日本語と協同性に着目したプログラムの開発-』(一藝社,2024)を出版した。これらは、日常にみられる子どもたちの音楽表現の実態を新たなプログラム開発のための基礎資料として捉え、それらをもとに考案した音楽・表現活動の内容と方法を明らかにしたものである。日本の子どもの音楽的素地育成に向けた系統的プログラムの一例を提起できたことに学術的意義が見出せる。

報告書

(8件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (34件)

すべて 2024 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (18件) (うち査読あり 16件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (14件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 和太鼓を用いたリズムづくりの試み2023

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子・山崎菜央
    • 雑誌名

      京都女子大学発達教育学部紀要

      巻: 第19号 ページ: 123-131

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 創造性と協働性を重視した幼児の表現遊び―音楽づくりへのつながりを視野に入れた4歳児の実践から-2023

    • 著者名/発表者名
      坂井康子・佐野仁美・岡林典子
    • 雑誌名

      甲南女子大学研究紀要

      巻: Ⅰ巻 第59号 ページ: 143-150

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 教員養成課程における「感覚をつなぐ表現活動」の試みⅡー「保育内容演習(表現)」での音楽と造形を統合させた実践から-2023

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・矢野真
    • 雑誌名

      京都女子大学教職支援センター研究紀要

      巻: 第5号 ページ: 57-65

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 協働的な学びを育む音楽づくりの試み-和太鼓を用いた小学3年生の授業から-2022

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子・山崎菜央・南夏世
    • 雑誌名

      京都女子大学発達教育学部紀要

      巻: 18 ページ: 25-34

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 教員養成課程における「感覚をつなぐ表現活動」の試み-本学児童学科の「保育内容演習(表現)」の授業内容から-2022

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・矢野真
    • 雑誌名

      京都女子大学教職支援センター研究紀要

      巻: 4 ページ: 1-8

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 日本の子どもの音楽的素地とリトミック教育に関する一考察 -日本語と身体文化に注目して-2021

    • 著者名/発表者名
      岡林典子
    • 雑誌名

      リトミック・オンライン・ジャーナル

      巻: 1 ページ: 20-29

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 和楽器を用いた表現活動において育まれる力-幼稚園年中児のオノマトペ表現に注目して-2021

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子
    • 雑誌名

      関西楽理研究

      巻: 38 ページ: 21-38

    • NAID

      40022767110

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 教員養成課程における音・形・色を関連づける表現プログラムの研究Ⅱー音(音環境)とオノマトペに関する授業内容から-2021

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・山野てるひ
    • 雑誌名

      京都女子大学教職支援センター研究紀要

      巻: 第3号 ページ: 1-15

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 幼・小の接続を重視した言葉の育ちを支える援助と指導の在り方に関する考察ー読むことを中心にー2021

    • 著者名/発表者名
      水戸部修治
    • 雑誌名

      京都女子大学教職支援センター研究紀要

      巻: 第3号 ページ: 30-45

    • NAID

      40022694313

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 幼小をつなぐ音楽教育のプログラム開発―「祇園囃子」を教材として-2021

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子・南 夏世・山崎菜央
    • 雑誌名

      京都女子大学「発達教育学部紀要」

      巻: 第17号 ページ: 143-152

    • NAID

      120007035270

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小学校低学年における旋律づくりの試みー音楽的イディオムに着目した実践の可能性-2020

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子・小畑郁男・土田圭子
    • 雑誌名

      関西楽理研究

      巻: 第37号 ページ: 1-17

    • NAID

      40022440874

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 教員養成課程における音・形・色を関連づける表現プログラムの研究-日本語と和楽器を用いて-2020

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・山野てるひ
    • 雑誌名

      京都女子大学 教職支援センター研究紀要

      巻: 2号 ページ: 1-14

    • NAID

      40022694852

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 領域「表現」の意義と可能性に関する一考察-幼児期の表現と感性を見据えて-2020

    • 著者名/発表者名
      難波正明
    • 雑誌名

      京都女子大学 教職支援センター研究紀要

      巻: 2号 ページ: 15-29

    • NAID

      40022694225

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 領域「表現」と小学校音楽科をつなぐ和楽器を用いた活動の試み2019

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子・辻誠・深澤素子・山崎菜央
    • 雑誌名

      京都女子大学 発達教育学部紀要

      巻: 第15号 ページ: 109-119

    • NAID

      120006646081

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] オノマトペを用いたリズム創作の可能性-協働性に着目して-2019

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 雑誌名

      京都橘大学研究紀要

      巻: 45 ページ: 83-95

    • NAID

      40021830169

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 領域「表現」と小学校音楽科をつなぐ音遊びの可能性-「マラカス作り」によるオノマトペ表現と協同性の成り立ちに注目して-2018

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子・難波正明・南夏世・山崎菜央・深澤素子
    • 雑誌名

      京都女子大学「発達教育学部紀要」

      巻: 14(1) ページ: 115-124

    • NAID

      120006487983

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 音楽づくりへつながる幼児の表現遊び -絵本のオノマトペを用いた実践から -2017

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子・坂井康子
    • 雑誌名

      関西楽理研究

      巻: 34号 ページ: 23-42

    • NAID

      40021425136

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 0.1.2歳の自発的な音楽表現から音楽づくりへ2017

    • 著者名/発表者名
      坂井康子・岡林典子・佐野仁美
    • 雑誌名

      音楽教育ジャーナル

      巻: 15(28) ページ: 89-94

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 5歳児のグループ活動における絵かきうたづくり-子ども園での実践をもとに2023

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽表現学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 小学校中学年の旋律づくりの試み(Ⅲ)-韓国系国際学校の子どもたちに焦点をあてて-2022

    • 著者名/発表者名
      井越直美・佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽表現学会 第20回(ソナーレ)大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 音楽づくりにつなげる幼児の表現遊び―和太鼓を用いた5歳児の事例をもとに-2022

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      全国大学音楽教育学会倉敷大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校中学年の旋律づくりの試み2021

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      ―替え歌を用いて(Ⅱ)―
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼小をつなぐ表現教育のプログラム開発 ー祇園祭を題材としてー2020

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・ 坂井康子
    • 学会等名
      日本乳幼児教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校中学年の旋律づくりの試み―替え歌を用いて―2020

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽表現学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 地域のお囃子を取り入れた表現活動の展開 ―「祇園ばやし」を素材として―2020

    • 著者名/発表者名
      岡林典子
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 旋律づくりの指導の可能性-小学校低学年における実践から-2019

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽表現学会かきつばた大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 音の違いに気づく表現活動の試み -和楽器を用いて-2019

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・佐野仁美・坂井康子
    • 学会等名
      日本学校音楽教育実践学会第24回全国大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 和の音とかけ声を用いた授業実践の試み2019

    • 著者名/発表者名
      坂井康子・佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽教育学会第50回東京大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] オノマトペを用いたリズム創作の可能性-幼小接続の視点から-2017

    • 著者名/発表者名
      佐野仁美・岡林典子
    • 学会等名
      日本音楽表現学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 絵本から始まる表現活動の展開(3)2017

    • 著者名/発表者名
      坂井康子・岡林典子・佐野仁美
    • 学会等名
      日本乳幼児教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 絵本から始まる表現活動の展開(4)2017

    • 著者名/発表者名
      岡林典子・坂井康子・佐野仁美
    • 学会等名
      日本乳幼児教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 音楽教育における「音象徴」について-オノマトペの記述と音声的実態の分析による考察2017

    • 著者名/発表者名
      坂井康子・岡林典子。佐野仁美
    • 学会等名
      日本音楽教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 子どもの音楽的素地を育むために-日本語と協同性に着目したプログラムの開発2024

    • 著者名/発表者名
      岡林典子
    • 総ページ数
      235
    • 出版者
      一藝社
    • ISBN
      9784863592841
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 幼・保・小で役立つ絵本から広がる表現教育のアイデアー子供の感性を豊かに育むためにー2018

    • 著者名/発表者名
      山野てるひ・岡林典子・水戸部修治 編著
    • 総ページ数
      198
    • 出版者
      一藝社
    • ISBN
      9784863591813
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2025-01-30  

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