研究課題/領域番号 |
17K04892
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 明治国際医療大学 |
研究代表者 |
和辻 直 明治国際医療大学, 鍼灸学部, 教授 (60220969)
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研究分担者 |
篠原 昭二 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (50141510)
斉藤 宗則 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 教授 (90399080)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 鍼灸教育 / コアカリキュラム / 東洋医学概論 / 日本の伝統医学 / 教育項目の重要度 / 調査票 / 中医学(中国の伝統医学) / 日本の伝統鍼灸 / 教育項目 / 学修目標 / 度合の評価 / 鍼灸学教育モデルコア・カリキュラム / 自由記述 / 教科書 / コア・カリキュラム / 日本の伝統鍼灸学の標準化 |
研究成果の概要 |
鍼灸師教育のコア・カリキュラムを作成する事前資料として、伝統医学における鍼灸教育の必要項目を整理し、教育項目における学修目標の度合いを検討した。対象は鍼灸師養成施設の教員と伝統鍼灸を実践する鍼灸師とした。東洋医学概論の科目に対して教育項目の重要度を調査した。この結果を参考に東洋医学概論の教育項目82項目を必須知識、上位知識、選択知識に区分した。その区分を対象に評価してもらった。その結果、必須知識の項目の約9割が賛同となり、度合いの設定が妥当と考えた。また上位知識や選択知識の一部では評価が分かれており、調整が必要であることが判った。以上より、結果はコア・カリキュラムの事前資料となることが判った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鍼灸師教育における東洋医学概論は、伝統医学を学修する上で基礎となる科目であり、東洋医学の基礎(歴史や概念)、生理・病理、診察・病証診断、治療と広範囲である。鍼灸師養成施設では鍼灸師国家試験の合格を目標とした学生への教育が基本であるため、国家試験偏重にならざるを得ない現状である。本調査もこれを裏付ける結果であり、伝統医学の持つ史学的観点が欠如しているのが課題である。 社会情勢では、中国による伝統医学の国際標準化戦略に対して、日本独自の伝統的鍼灸体系を保持することが急務である。しかし本調査では教育効率の観点から中国の伝統医学を教育に導入している現状を把握することができ、その課題が浮き彫りとなった。
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