研究課題/領域番号 |
17K04895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
伊藤 利明 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (10191884)
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研究分担者 |
石村 由利子 名古屋女子大学, 健康科学部, 教授 (70310612)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 道徳教育 / 道徳教材 / 考え、議論する道徳 / 問題解決的な学習 / ディベート / こうのとりのゆりかご / 出生前診断 / 生命の尊厳 / 生命の尊さ / 教育学 |
研究成果の概要 |
研究の目的は、アクティブ・ラーニングの方法を用いた中・高校生向きの道徳教材を開発し、その適切性を検討し、道徳性の変容をとらえるための評価方法を確立することである。「出生前診断」と「こうのとりのゆりかご」を題材にした道徳教材を開発し、道徳教材としての適切性を検討した。教育学と看護学の知見を活用して、読み物資料を創作し、大学生を対象に模擬授業を行い、道徳教材の適切性を確認した。 また、「評価シート」を作成し、模擬授業やディベートの視聴の前後における道徳性の変容を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、教育学と看護学の知見を活用し、「出生前診断」と「こうのとりのゆりかご」を道徳教材として開発し、評価シートを作成したことである。「生命の尊厳」を題材にして、「考え、議論する道徳」を構築するためには、答えが一つではない、現代的な問題を取り上げることが必要である。 本研究の社会的意義は、読み物資料と評価シートおよび学習指導案が、中・高校の道徳科や総合的な学習(探究)の時間で容易に実践できることである。自分が主人公の立場ならどうするのかを考えたり、グループ・ディスカッションで意見を交換したりすることは、主体的・対話的で深い学びを実践することになる。
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