研究課題/領域番号 |
17K04896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 京都女子大学 (2019) 関西福祉科学大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
大川 尚子 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (70369685)
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研究分担者 |
倉恒 弘彦 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (50195533)
福田 早苗 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (50423885)
水野 敬 国立研究開発法人理化学研究所, 科技ハブ産連本部, チームリーダー (60464616)
藤岡 弘季 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (70382083)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 児童生徒 / 睡眠 / 疲労 / 睡眠覚醒リズム / 自律神経機能 / 睡眠・覚醒リズム / 不登校児童生徒 / 不登校 |
研究成果の概要 |
児童生徒の睡眠・疲労の状況を調査した結果,学校段階があがるほど,身体疲労,精神疲労などの自覚的疲労が高くなり,活動量が低く,居眠り回数が増加することが確認された.また,睡眠時間が多い児童生徒ほど,身体疲労,精神疲労などの自覚的疲労が低く,活動量が高くなり,居眠り回数が減ることから,睡眠時間の十分な確保が自覚的疲労だけでなく客観的疲労指数の改善に重要であることが判明した. 児童生徒における心身の疲労状態は睡眠時間,日中活動量,自律神経機能などと関連があり,自覚的・客観的疲労の軽減には,睡眠時間の十分な確保が重要であり,睡眠時間は疲労との関連があることが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,厚生労働省研究班が発表した睡眠覚醒リズム解析や自律神経機能解析など客観的に健康状態を評価する方法を用いて,児童生徒の心身の健康状態を把握し,睡眠リズムの乱れに関連した心身の客観的バイオマーカーを明らかにした.その結果,児童生徒における心身の疲労状態は睡眠時間,日中活動量,自律神経機能などと関連があり,自覚的・客観的疲労の軽減には,睡眠時間の十分な確保が重要であり,睡眠時間は疲労との関連があることが明らかになった. 児童生徒の健康管理を行ううえで,客観的な健康指標を明らかにし,児童生徒への睡眠や疲労に関する健康教育に活用することは極めて重要なことである.
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