研究課題/領域番号 |
17K04899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
神原 一之 武庫川女子大学, 教育学部, 教授 (80737718)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 数学教師教育 / 専門性規準 / 私立大学小学校教員志望学生 / 算数 / 専門性基準 / 真正の評価 / 教員養成 |
研究成果の概要 |
私立大学における小学校教員養成の充実は喫緊の課題であり,数学教師としての専門性基準の確立とその評価方法の開発が望まれている。本研究課題では,数学教師教育に関わる真正の評価に寄与する包括的な資料の収集・調査を行い,看護・医療などの人材育成における研究成果と諸外国の数学教師教育における研究成果から基礎資料を得て,真正の評価に基づく小学校数学教員候補者の専門性基準を開発する視点を明らかにする。その結果,私立大学で開講される算数関連科目に対応させた3つの観点からなる15の専門性規準に関する視点を設定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色は,諸外国の数学教師教育で行われている真正の評価とわが国の看護・医療分野の養成段階で行われている真正の評価,すなわち異業種・異文化から評価資料の収集・調査を行い整理・分析することを通して,妥当な専門性基準の設定と教育実習や学校現場において活用可能なルーブリック開発の視点を提示したことである。この視点をもとにルーブリックを作成することで,大学と小学校現場が目標を共有できること,また大学のカリキュラム作成の指針を得ることができると考える。
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