研究課題/領域番号 |
17K04901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 神戸常盤大学 |
研究代表者 |
大森 雅人 神戸常盤大学, 教育学部こども教育学科, 教授 (00194308)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 保育・幼児教育 / 規則性 / 法則性 / 科学概念 / 科学教育 / 幼児期 / 保育者養成 / 領域環境 / 境域環境 / 領域自然 / 一般性 / 幼児教育 / 保育 / NGSS / 危険生物 / 思考力の芽生え / 領域「環境」 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、幼児が規則性・法則性や科学概念に気付く体験を提供できる保育者を養成するための教育方法を検討・提案することである。そのために、教育内容、保育者に必要な力、教育方法について、日本と米国の関連する文献を対象に検討した。研究成果は、教育内容の中心となる「幼児が自らの力で見つけることができる規則性・法則性や科学概念」の具体例と、日本の保育の特性に対応する「保育者に求められる資質・能力」である。求められる資質・能力の育成のための教育方法に関しては、開発の困難さを指摘する段階に留まった。今後は、本研究の成果を踏まえて、実践的な教育方法の検討とその効果の確認が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先行研究では、幼児期の科学教育の実践方法や実践に必要な力、そのための保育者養成教育についての検討が行われ多くの知見が蓄積されてきた。しかし、保育実践の場において「幼児が規則性・法則性や科学概念に気付く体験」に繋がる環境の構成や適切な援助ができる力を持つ保育者を養成する教育については、ほとんど検討されていない。そのため、現行の要領や指針に基づく保育実践では、この部分が依然として大きな課題となっている。本研究では、保育者養成教育の視点から、教育内容、保育者に必要な力、教育方法を検討した。特に、教育内容として「幼児が規則性・法則性や科学概念」の具体例を示したことは、この課題の解決に寄与したと考える。
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