研究課題/領域番号 |
17K04902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 広島大学 (2022) 比治山大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
林 武広 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 名誉教授 (50116646)
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研究分担者 |
土井 徹 安田女子大学, 教育学部, 教授 (60782125)
磯崎 哲夫 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90243534)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 防災教育 / 流水の働き / 小学校5年理科 / 土石流 / 津波 / 洪水 / 流水実験装置 / 出前授業 / 小学校 / 防災リテラシー / 土砂災害 / 流水モデル実験 / 教師 / 小学校教員 / 流水の作用 / インドネシア / 教員研修 / モデル実験 / 小学校理科 / 災害発生メカニズム / 現職教員研修 / 連携授業 / フィリピン / 教育学 / 教師教育 / 自然災害 / 連携教育 |
研究成果の概要 |
自然災害が頻発する日本では小学校段階からの日常的・継続的な防災教育が重要である。そのため教育を担う教師の災害や防災に関する知識を深め,それに基づく授業実践力を高めることが重要となる。そのため本研究では現職教員研修として科学専門家が小学校において担任教師と連携して水路模型を用いた土石流,津波・洪水の再現実験と災害映像視聴も含む授業を実施した。広島県の小学校30校以上での授業及びインドネシアで実施した同様の研修後に行なったアンケート・インタビュー調査から,本連携授業・研修に参画した教師は上記の災害が発生する仕組みや様相への理解深化と防災授業実践力向上への寄与が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では流水の作用の実験が容易かつ軽量コンパクトな流水実験装置を新たに開発・改良した。次に日常的・継続的に防災の指導を行う小学校教師の自然災害,とりわけ土石流,津波,洪水の様相や発生の仕組みに関する知識深化を図る教員研修として,小学校5年「流れる水の働き」の授業を科学専門家である筆者が担任教師と連携し上記の装置と災害のビデオ視聴を含めた出前授業を広島県内の30以上の小学校とインドネシアで行なった。事後の教師へのアンケート・インタビュー調査では肯定的反応が大半であり上記目的が一定程度達成できたと判断した。また本出前授業は特別な位置付けではなく通常の授業へ参画する形であることも併せて提案した。
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