研究課題/領域番号 |
17K04905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 南九州大学 |
研究代表者 |
宮内 孝 南九州大学, 人間発達学部, 教授(移行) (70586015)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ネット型 / 攻守一体プレイタイプ / 段ボールラケット / グリップ段ボールラケット / 教材 / 教具 / 系統性 / 打つ指導 / 教材・教具 / ラケット / テニス / 振り打つ動き / 2にピンポン / 教材開発 / 作戦 / 天大中小 / 攻守一体プレイ型 / 打つ動き |
研究成果の概要 |
本研究は、小学校体育におけるネット型の攻守一体プレイタイプの教材開発を目的とした3年計画の研究である。3年間同じ児童を対象として授業を行いその授業成果の検討を行ったことが、本研究の大きな特徴である。この検討を通して、「手で打つ(4年生)」→「段ボールラケットで打つ(5年生)」→「グリップ段ボールラケットで打つ (6年生)」の系統的にボール操作を取り入れた「川越ピンポン」「仲良しピンポン」などの教材・教具は、ボール操作が困難である本タイプの課題を解消し、攻守一体の攻防を楽しむことを学習内容の中核とした高学年の教材・教具として十分な成果が期待できると思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、小学校体育において実践報告の乏しい「攻守一体プレイタイプ」の教材・教具開発のための知見を供することができた。特に、「手で打つ」→「道具で打つ」→「グリップのある道具で打つ」のラケットで打つ動きへの系統的な指導内容を踏まえた教材・教具を開発しその有効性を確認できたことは、今後の本タイプの小学校体育への導入を促すことに寄与できる。このことは、未着手の状況にある本タイプの実証研究を一層推進することになる。 さらには、この研究知見は、中学校体育における本タイプの実践に貴重な情報を提供するとともに、小・中学校間の系統的な指導プログラムの開発にも寄与できるため極めて意義深い研究となった。
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