研究課題/領域番号 |
17K04906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 宮崎学園短期大学 (2021-2022) 岡崎女子短期大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
黒野 伸子 宮崎学園短期大学, その他部局等, 教授 (70515957)
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研究分担者 |
河合 晋 岐阜協立大学, 経営学部, 教授 (20560725)
大友 達也 安田女子大学, 現代ビジネス学部, 准教授 (90369497)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 社会人基礎力 / 産学接続教育 / 医療系事務職員 / 教育プログラム / 正課内体験型 / 産学連携 / 医療観 / 病院実習 / カリキュラム構成・開発 / M-GTA / 産学接続 |
研究成果の概要 |
近年、医療環境の変化による業務の複雑化、顧客意識の高まりによる患者対応の多様化などの影響で、医療系事務職員の育成は難しくなる一方である。そこで、医療系事務職員に必要な社会人基礎力に注目し、高等教育機関と医療機関を結ぶ「産学接続教育プログラム」を開発した。本プログラムは原則として正課内で実施し、入学当初から医療現場の経験、事務責任者へのインタビューレポート等を取り入れた。実施前後で学生の自己評価による社会人基礎力の測定を行い、その効果を検証した。学校教育を軸にした「産学接続教育プログラム」は一定の効果がみられ、これからの実務教育には重要であるとの結論に達した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色は、これまでの先行研究で明らかにされた社会人基礎力の定義を基に、座学から実習に至る教育プログラムを構築し、学生が入学から就職内定までの継続した教育を提供できることにある。本研究は広義で言えば「医療系スタッフ養成コースにおける実践教育課程の構築」と言えるが、研究の社会的意義は「医療系事務職員に必要な社会人基礎力の解明」「チーム医療への参画が期待できる産学接続教育の展開」の2点にある。 本研究は、医療系事務職員養成に限定した試みであるが、医療機関との接続教育プログラムの構築ができれば、医療専門職との接続教育も実施可能となり、事務職がチーム医療に貢献できる端緒となると考える。
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