研究課題/領域番号 |
17K04911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
村上 由則 宮城教育大学, 大学院教育学研究科高度教職実践専攻, 教授 (90261643)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 特別支援教育 / 病弱教育 / 肢体不自由教育 / 教材開発 / 障害理解 / 学生指導 / 特別支援教育教員養成 / 教育学 / 病弱・身体虚弱 / 肢体不自由 |
研究成果の概要 |
本研究は、学内クラウド上に構築したデータベースを活用した授業形式の開発と自作可能な障害理解教材の開発の2つの目的から構成されている。①学内限定クラウドに構築した教材データベースを活用しての学生自身による教材作製により、学生の障害理解が促された。学生は学内クラウドの情報を振り出しに、インターネット等の各種メディアにアクセスしての能動的学習に取り組むことが確認された。②特別支援教育専攻学生が、病弱・肢体不自由児の困難を疑似体験を可能にする、食物アレルギー、アドヒアランス低下体験、重度運動障害によるコミュニケーション困難等の教材を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①現在様々な形で整備されているWeb上、学内クラウド上の各種のデータベースを授業構成に取入れ、その効果を学修状況や授業評価を実施することで、アクティブラーニングを取り入れた大学授業のひとつのモデルを提案できたと考えている。学部授業は教員となる学生の授業モデルでもあり、本研究は教育現場での授業改善にもつながると考える。 ②学校現場での在籍者数が多いアレルギー等の全身性疾患の理解につながる教材を開発することができた。また、本研究の場面状況教材とその支援モデルは、社会一般で指摘されている定時自己投薬の継続困難理解とその支援・解消に意味を持つと考える。
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