研究課題/領域番号 |
17K04921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
林 安紀子 東京学芸大学, 特別支援教育・教育臨床サポートセンター, 教授 (70238096)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 特別支援教育 / スクールカウンセリング / 特別支援学校 |
研究成果の概要 |
知的障害特別支援学校の養護教諭・管理職・スクールカウンセラーを対象に,知的障害特別支援学校における心と行動の不調を抱える生徒の在籍状況,支援ニーズをもつ生徒・保護者への対応についての実態やスクールカウンセラーの配置・連携等について調査した. 対象児の発達段階に応じた相談ニーズの把握や特別支援学校のスクールカウンセリングの現況を整理し,効果的な相談方法・相談者の利便性・倫理的な対応・個人情報保護への対策など,実践を整理し教職員が活用できる「特別支援学校スクールカウンセリングマニュアル」を執筆・作成し刊行準備を進めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特別支援学校に在籍する児童生徒のスクールカウンセリング分野のニーズには,「精神疾患(精神医学)」「身体疾患(小児保健学)」「人間関係・親子問題(臨床心理学)」「障害理解(特別支援教育)」「不登校・非行(教育臨床学)」「貧困(児童福祉学)」など今日的な教育問題が散在しており,こうした課題に対して多分野・複合的な観点から対応する必要がある.そして,教育実践的なアプローチによる検証・検討(特に,評価・検証を医療・学校現場の専門家を入れて実施する)を展開することで学際的な意義は高いものと考える.
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