研究課題/領域番号 |
17K04927
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
加藤 哲文 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (90224518)
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研究分担者 |
若林 上総 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研修事業部, 主任研究員 (10756000)
神山 努 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研修事業部, 研究員 (50632709)
遠藤 愛 星美学園短期大学, 幼児保育学科, 准教授 (80641745)
半田 健 宮崎大学, 教育学部, 講師 (90756008)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 機能的アセスメント・アプローチ / 行動問題 / 行動支援計画 / 積極的行動支援 / 教員研修の効果 / 応用行動分析 / 機能的アセスメント / 個別行動支援計画 / 教員研修 / 個別の行動支援計画 / 発達障害 / 行動コンサルテーション |
研究成果の概要 |
特別な支援を要する幼児や児童生徒における行動上の問題に対する機能的アセスメント・アプローチを活用した支援方法を教育現場に普及させるために、教員等を対象にした研修パッケージを開発した。その際に専門家から直接支援を受ける機会の限られた教育現場に適合させるための経済的、時間的負担のかからない研修パッケージ開発を目的とした。研修会では機能的アセスメントや応用行動分析学に関する講義、事例教材を用いた演習、グループワーク等を活用した演習が用いられた。研修会参加者に調査をした結果、教育現場でこのアプローチを実施する際の実行可能性や、行動支援計画に基づいた指導や支援の介入整合性を高める要因が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
行動問題を示す児童生徒への効果的な支援方法として「機能的アセスメント・アプローチ」を教育現場に普及させる方法を検討した。そのために学校の教員等を対象とした研修会における研修パッケージを開発し、実際に研修会に参加した教員等への調査を行った。その結果、研修内容として、研修終了後に実際の教育現場で機能的アセスメント・アプローチを実施する際の実行可能性や、行動支援計画に基づいた指導や支援の正確性(介入整合性)を担保することが学校現場への普及のために重要な要因であることが示された。
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