研究課題/領域番号 |
17K04946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
小渕 千絵 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 教授 (30348099)
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研究分担者 |
小林 優子 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40594411)
芦谷 道子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (70452232)
大金 さや香 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (40595740)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 聴覚情報処理障害 / 聞き取り困難 / 聴覚情報処理検査 / 支援方法 / 発達障害 / 聴覚情報処理障害(APD) / 聞き取り困難(LiD) / 補聴機器 / 補聴援助システム / 聴覚トレーニング / 注意 / 聴覚情報処理 |
研究成果の概要 |
聞き取り困難(聴覚情報処理障害(APD)症状、または聞き取り困難(LiD))や発達障害を併せ持つ小児及び成人例に対し、主観的・客観的評価システムとしての質問紙および聴覚情報処理検査(APT)を開発した。これらの評価に認知や心理検査を組み合わせて実施したところ、質問紙ではAPD症状のない例との鑑別が可能となり、またAPTでは聴覚特性の抽出が可能となった。支援方法(補聴機器の利用、聴覚トレーニング)について検討したところ、主観的な音声知覚や識別には効果があると考えられた。評価システムを用いながら、個々にあわせた支援方法を適用する必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
聞き取り困難(聴覚情報処理障害(APD)症状、または聞き取り困難(LiD))を抱える例への評価や支援方法は、国内において確立していない。また、発達障害が要因となる例も多く、どのように評価しその症状に対応するのかを整理することは急務といえる。このような状況から、本研究成果は国内での混乱した状況に対して、標準化された評価と検証された支援方法の提案をするものであるため、その社会的意義、学術的意義は大きいといえる。
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