研究課題/領域番号 |
17K04948
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | アール医療専門職大学 (2022) 群馬パース大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
中 徹 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 教授 (50278975)
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研究分担者 |
岡崎 大資 群馬パース大学, 保健科学部, 准教授 (20321218)
橋口 優 群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (60779908)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 重症心身障害 / 生活機能 / 評価 / ICF / 評価指標 / 生活機能評価 / リハビリテーション / 教育学 / 特別支援教育 / アセスメント |
研究成果の概要 |
重症心身障害児の生活機能評価指標LIFEをPart-Ⅰ「生命維持機能」Part-Ⅱ「姿勢と運動」Part-Ⅲ「機能的な活動」Ⅳ「生産的活動場面への参加」の4領域で評価する評価指標の高い信頼性と基準関連妥当性および一定の構成概念妥当性を検証することができた。コロナ禍の影響でPartⅣは構成概念的妥当性のみの検証であり信頼性と基準関連妥当性が未検証である。また評価点の補正式が必要である可能性も残っている。しかし、全体的には臨床的に利用できる状況には耐えうる範囲であると判断するので、ICFの概念にもとづく重症心身障害の生活機能評価指標のLIFEを初版としてリリースできる段階に到達できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、変化のとらえにくい、あるいは変化しないとされてきた重症心身障害の方々において、小さな変化が捉えれるようになった臨床的な意義は以下の点で学術的意義として大きい。1、障害が重くとも変化を生み出すことができることが判り利用者、セラアピスと共に希望を持つことができる。2、悪く変化するときはその予兆を捉えて、悪化を防ぐことに役にたつ。3,生活機能全般を網羅しているため、生活改善や満足度を意識して、リハビリテーションの課題に望むことができる。そして、これらを通じて医療的ケア児や重症の方々への関心が高まる機会を提供する点で社会的意義がある。、
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