研究課題/領域番号 |
17K04956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 |
研究代表者 |
竹村 洋子 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 発達障害教育推進センター, 主任研究員 (10586415)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 通常の学級 / 特別支援教育における連携 / 小中学校 / 学級での対応 / 校内連携 / 保護者との連携 / 外部機関との連携 / 教師‐児童間相互作用 / 児童とのかかわりに対する教師の評価 / 教師による評価 / 他職種・他機関との連携 / 担任教師と児童生徒とのかかわり / 担任教師による評価 / 尺度開発 / 校内 / 保護者 / 外部機関 / 特別支援教育 / 支援体制 / 通常学級 / 連携 / 教師 |
研究成果の概要 |
個のニーズに応じた対応を通常級担任が実施するための連携について指針を得た。他者との連携の中での通常級担任の役割の具体化・明確化,学校と外部機関の役割の明確化と物理的に連携しやすい状況の整備が必要と考えられた。学級での対応により一時的改善を示す事例が多く,中学校で不登校・登校しぶりが多かった。柔軟な人材確保のシステム,将来を見据えた支援の見極めを視野に入れた連携と学級での対応の具体化が課題であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通常級において特別な支援を必要とする児童生徒への教育的対応を充実させることが喫緊の課題であり,その充実には効果的な連携の実施が不可欠で,効果的な連携は教師のメンタルヘルスにも良い影響を及ぼしうる。通常級担任にとって,対応として連携を選択しやすくなるなど特別支援教育が身近なものとなりつつある中で,連携を含む通常級担任による対応の内容や結果を示し,様々な連携が通常級担任と児童生徒とのかかわりに及ぼす影響について検討した。また,義務教育という観点から小中学校の教師を対象として調査を実施し,教育形態や学校組織の違い,児童生徒の発達段階等を考え合わせて検討することも行った。
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