研究課題/領域番号 |
17K04959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
加藤 美朗 関西福祉科学大学, 教育学部, 教授 (40615829)
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研究分担者 |
蓑崎 浩史 広島修道大学, 健康科学部, 教授 (20711170)
嶋崎 まゆみ 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (70319995)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 遺伝性疾患 / 特別支援学校 / 在籍状況 / 行動表現型 / 知的障害 / 教員の知識 / 教員のニーズ / 児童生徒の抱える困難 / 障害特性 / 教員の認識 / 教育学 / 特別支援教育 |
研究成果の概要 |
本研究ではまず、わが国の特別支援学校における遺伝性疾患のある児童生徒の在籍状況を明らかにすることを目的に調査を行い、その結果、全児童生徒のうちの13.3%に何らかの遺伝性疾患があることが明らかとなった。次に6つの遺伝性疾患の障害特性に関する教員の知識や理解に関する二次調査を行った。その結果、担当教員の行動表現型に関する知識の有無や、各疾患のある児童生徒が抱える困難、教員の情報ニーズなどが明らかとなった。さらに、これら6疾患のうちの3症候群の行動特性に関する文献検討や調査を行い、その結果を加えた資料冊子を作成して研究協力校へ配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知的障害の病因となるリスクの高い遺伝性疾患は1,600以上あるとされる。ダウン症候群などのいくつかを除く多くの疾患は、出生率が10,000人に1人以下の希少疾患であるが、近年の遺伝医学の進歩に伴い、今後も遺伝性疾患のある児童生徒の増加が予測される。しかしながら、その状況把握や教育的支援に活かすことのできる資料などは限られている。本研究は、このような疾患のわが国における在籍状況を初めて明らかにすることにおいて、今後の支援構築のための基礎資料を作成することに寄与し、加えて教育や支援の現場で役立つような日本語の情報や資料を作成した点において意義があると考える。
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