研究課題/領域番号 |
17K04960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
一ノ瀬 智子 武庫川女子大学, 音楽学部, 教授 (80388800)
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研究分担者 |
奥野 竜平 摂南大学, 理工学部, 教授 (90294199)
竹原 直美 武庫川女子大学, 音楽学部, 助教 (90707324)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 音楽療法 / 障害児 / ICT活用 / アクセシビリティ / 楽器演奏 / ユーザインターフェイス / 障がい児 / ICT / バリアフリー / 電子楽器 / 身体障害児 / 発達障害児 / 発達障害 |
研究成果の概要 |
本研究では、障害児のためにICTを活用した音楽療法のためのプログラムを開発することを目的としてバリアフリー電子楽器Cymis(Cyber Musical Instrumental Score)を障害児への音楽療法に適用して実証的研究を行った。その結果、Cymisは種々のレベルの障害をかかえる障害児でも楽器演奏を楽しむことができ、上達に対応できる設計がされていることから、多様な障害児のための音楽療法への導入が可能であること、さらにCymisの楽器としてのアクセシビリティが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、Cymisが個々の障害や特性に合わせた演奏方法により自律的に楽曲演奏を楽しむことを可能とする楽器であり、それゆえ多様な障害をかかえた児童への臨床的適用において有用であることが示された。また新型コロナウィルス拡大の影響によりICT活用の促進が求められている社会的状況の中、音楽療法の領域においてもICT活用は引き続き不可欠な課題となろう。この点においても本研究において障害児のための音楽療法の新たな一手法を提示できたことに意義があると考えられる。
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