研究課題/領域番号 |
17K04994
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
古賀 智之 同志社大学, 理工学部, 教授 (10388043)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自己組織化 / マルチブロックポリマー / ペプチド / ナノ材料 / 高次構造 |
研究成果の概要 |
本研究では、スパイダーシルクの構造的/機能的原理を模倣し、種々の自己組織性ペプチドと合成高分子(ポリプロピレングリコール)からなるマルチブロック型ハイブリッドポリマーを新規に合成した。これらのナノフィルム化やナノファイバー化に成功し、優れた力学特性や自己修復性、細胞接着性を明らかにした。また、配列制御ペプチドとビニルポリマーが交互に配列したマルチブロックポリマーの新規合成法の開発にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ペプチドの自己組織化概念を汎用高分子に融合させたハイブリッドポリマーは、高い力学特性と自己修復性を同時に成立させる新しい高分子素材である。得られるナノフィルムやナノファイバーは、細胞・生体組織のラッピングや接着材料、細胞外マトリックス等、バイオ分野で応用可能なスマートナノ材料として意義深い。また、ペプチド/ビニルポリマー・マルチブロックポリマーの新規合成法は、複雑かつ多様な高分子設計を可能にする戦略として学術的に重要である。
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