研究課題/領域番号 |
17K04997
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
加藤 晴久 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (10462839)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 流動場分離法 / 偏光解消動的光散乱法 / 電子顕微鏡 / 異方性材料 / 形状 / 動的光散乱法 / アスペクト比 / DDLS / FFF / SEM / TEM / STEM / ナノセルロース / ナノ計測 / 光散乱 |
研究成果の概要 |
液中で異方性形状を取るナノ材料の長さ分布・形状を高精度に評価する手法の確立に係る研究を実施した。具体的には流動場分離法によるナノセルロース等の異方性材料の長さ・形状による分級精度を検証し、さらに分級試料について電子顕微鏡ならびに偏光解消動的光散乱手法を用いた並進拡散係数と回転拡散係数評価を実施し、異方性のあるナノ材料の測定精度や評価手法の信頼性・妥当性検証を行い、異方性ナノ材料の長さ分布・形状計測基盤の確立を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における異方性材料の流動場分離法と散乱法の併用による材料の形状評価原理が構築されたことは、今後の学術的研究分野における異方性材料の分級法適用展開として波及に貢献する。また将来的に金属ロッド材料やナノチューブ材料をはじめとするナノ・バイオ材料の液中構造評価技術の大幅な改善による工業的新規材料開発の促進に直結させることが可能であり、ナノ・バイオテクノロジー産業の近未来的な活性化へ大きく関与することが期待される。
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