研究課題/領域番号 |
17K05077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 埼玉大学 (2019-2021) 大阪大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
中村 亮介 埼玉大学, 理工学研究科, 特任准教授 (70379147)
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研究分担者 |
神村 共住 大阪工業大学, 工学部, 教授 (40353338)
梅村 信弘 公立千歳科学技術大学, 理工学部, 准教授 (40580098)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 赤外レーザ / 準周期疑似位相整合 / 赤外レーザー / 中赤外光 |
研究成果の概要 |
本研究では、タンパク質の構造転移を人為的に制御するために、中赤外領域における差周波混合と波形制御を同時に実現することが可能な準周期疑似位相整合構造について研究した。典型的な結晶であるLiNbO3に対して数値シミュレーションを実施し、分子振動制御において重要な光パルス形状である、狭帯域パルス、チャープパルス、パルストレイン、多重波長パルスの準周期疑似位相整合構造を示した。また、振動制御のための中赤外マルチパルス分光システムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中赤外領域にはタンパク質の構造や機能において重要な役割を果たす振動モードが多数存在する。それらのエネルギーに共鳴する中赤外光を照射することによって、人為的に構造変化や機能発現・抑止ができれば、生命科学分野の研究開発が大きく加速する。そのためには中赤外光の波形制御技術が重要となる。可視域では確立している光波形制御技術であるが、中赤外領域ではまだ未成熟である。本研究は、中赤外光の波形制御手法の新しい提案である。
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