研究課題/領域番号 |
17K05387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
町田 正博 九州大学, 理学研究院, 准教授 (10402786)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 星形成 / 惑星形成 / 磁気流体力学 / 原始星ジェット / 原始惑星系円盤 / 弱電離プラズマ / 磁気流体 / 双極拡散 / 自己重力 / 星間物質 / 分子雲 / 分子雲コア / ジェット / 大質量星 / アウトフロー / 星周円盤 / 原始星 / 降着円盤 / 理論天文学 / 宇宙物理 |
研究成果の概要 |
数値シミュレーションを用いて原始星形成後の質量降着期の星周円盤の成長と原始星ジェットの駆動機構を解明した。星周円盤の外縁では磁気制動による角運動量輸送が効率的であり円盤のサイズ成長が抑制される。この段階では、定常的に円盤にガスが降着するため、重力不安定により渦状碗が発達する。渦状碗による非軸対称重力トルクによって円盤の角運動量が輸送され、円盤ガスは中心星へ落下する。その後、円盤は重力的に安定となり中心星への質量降着率は下がる。また、中心星に落下するガスの一部がジェットとして原始星近傍から放出される。この研究によって、中心星へのガス降着と中心部からのジェットは非定常であることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
星は宇宙の最も基本的な構成要素である。そのため、星の形成過程を理解することは宇宙の進化を解明することにつながる。近年の観測から、星周円盤中で惑星が形成していることや、原始星近傍から高速のジェットが駆動していることが分かった。 この研究では星形成の大規模数値シミュ―レーションを実行し、惑星形成の母体となる星周円盤の形成過程と星形成ジェットの駆動機構を解明した。この研究をさらに発展させることにより地球のような惑星がどのようにして誕生するのかを解明することが出来る。
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