研究課題/領域番号 |
17K05433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清水 則孝 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任准教授 (30419254)
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研究分担者 |
吉田 聡太 宇都宮大学, 大学教育推進機構, 特任助教 (10868665)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 原子核殻模型 / 不定性評価 / ベイズ統計 / 固有ベクトル連続性 / 近似解法 / eigenvector continuation / 原子核理論 / 大規模並列計算 / 原子核構造理論 / 殻模型計算 / 有効相互作用 / 原子核構造 / ベイズ推論 / 不安定核 |
研究成果の概要 |
陽子と中性子の量子多体系である原子核、特に天体現象や加速器実験でのみ現れるような不安定な原子核の構造を、原子核殻模型計算という手法で数値的に求める研究を進めている。殻模型計算の計算結果には、模型に内在するパラメータ由来の不定性が残る。ベイズ解析を導入して、この不定性を評価した。また、評価に必要な計算量を削減するために、Eigenvector continuation という手法を殻模型計算に導入した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中性子数が通常の安定核より多い中性子過剰不安定核は、寿命が短く天然には存在しないものの、元素合成過程の理解などに重要な役割を果たすため、加速器実験などで盛んに調べられている。これらを理論で研究する有力な理論模型の一つである殻模型計算にいて、模型に内在するパラメータ由来の不定性を評価するための方法論を提唱した。
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