研究課題/領域番号 |
17K05452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 豊田工業大学 (2020-2022) 東京工科大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
富沢 真也 豊田工業大学, 工学部, 教授 (20624042)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高次元ブラックホール / トポロジー / レンズ空間 / 逆散乱法 / ソリトン / ガウスボンネ / ブラックホール / 超重力理論 / 5次元 / 超対称性 / 5次元 / 安定性 / 厳密解 / 測地線 / ブラックレンズ / 光 / 真空解 / 3次元多様体のとトポロジー |
研究成果の概要 |
近年、ブレーンワールドや AdS/CFT対応の登場によって、時空次元が4よりも大きな高次元ブラックホールは、現代物理学において重要な地位を築きつつある.4次元時空の場合とは異なり、高次元ブラックホールは球形以外にも様々な形状が許される。本研究では、5次元アインシュタイン方程式の解として、レンズ空間とよばれるトポロジーのいくつかのブラックホール解を構成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全ての高次元ブラックホール解を発見するということ は、ブラックホールに関する現象のモデルを全て数え上げるということである.また、新たなブラックホール解を見つけることは、物理現象に新たな予言を与える.したがって、本研究は、ブラックホール物理学の先駆けとなる本質的な研究となるだけでなく、AdS/CFT 対応を通して、超弦理論や物性物理学の分野にも応用できるため、物理学におけるその意義は計り知れない.
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