研究課題/領域番号 |
17K05463
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
田島 靖久 山形大学, 学士課程基盤教育機構, 教授 (50311577)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 粒子測定技術 / 原子核物理学実験 / 検出器 / カロリメータ / 素粒子実験 / 放射線 / 粒子線 |
研究成果の概要 |
プラスチックシンチレータ・波長変換ファイバーの性能を評価するためにまず獲得光量の測定システムの構築からおこなった。獲得光量の測定システムは励起させる放射線源のエネルギーが一定になるよう工夫し、これを実現させた。またシンチレータの基礎性能を把握するため、励起・発光波長の測定、発光の減衰時間の測定を放射光施設のUVSORからの放射光を用いて測定した。この結果はこれまで十分に検証されておらず、今後の測定において有用な測定と言える。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで高エネルギー・原子核実験ではプラスチックシンチレータの物性的特性について十分検証されてきておらず、今回の測定結果から新しい検出器の製作において有用な視点が得られたと言える。また波長変換ファイバーの利用は大型化がすすみ制作費用も増えていく高エネルギー・原子核実験のいるビッグサイエンスの領域において製作費・の削減という研究資金の有効利用という面で社会的な貢献も期待できる。
|