配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究成果の概要 |
宇宙線の大気蛍光観測におけるエネルギー決定精度の向上を目的として, 新たな大気透明度測定装置の開発を行った. スペクトルが詳細に測定されている恒星(標準星)を追尾し, その光度変化を測定することで, 大気透明度の時間変動を測定する方法を検証した. コンピュータ制御可能な赤道儀式架台に搭載した反射望遠鏡に冷却 CCD カメラを取り付け, 宇宙線大気蛍光観測を行っているアメリカ・ユタ州のテレスコープアレイ実験サイトで試験観測を行った. いくつかの恒星の追尾撮影データを用い, 天頂角と光度の依存性である大気吸収係数の算出を試み, 大気透明度の時間変化を測定し得ることを確認できた.
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