研究課題/領域番号 |
17K05472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
溝井 浩 大阪電気通信大学, 共通教育機構, 教授 (30388392)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ビッグバン元素合成 / 超新星爆発 / rプロセス / 不安定核反応 / 天体核反応 / RIビーム / 原子核反応 / 励起関数 / γ線検出器 / 反応断面積 / 励起状態 / 天体核反応断面積 / 元素合成 / 宇宙核物理学 / ビッグバン元素構成 / 実験核物理 |
研究成果の概要 |
ビッグバン直後や超新星爆発に伴って起こる元素合成のメカニズムについて、安定元素を使った原子核反応の実験的研究は古くからおこなわれてきた。さらに、近年の加速器技術の発展に伴い不安定同位体が関与する原子核反応の研究が現在、盛んにおこなわれている。特に、8Liが関与する8Li(α,n)11B反応は、重たい元素を合成するためのカギとなるプロセスと考えられている。この反応の断面積については、世界中の実験グループが研究成果を発表しているが、いまだ確定的な結果は得られていなかった。本研究は、これまでに発表された研究成果を検証するためのデータを得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の世界を成す元素の起源を明らかにすることは、宇宙開闢から現在に至る宇宙の進化の謎を解き明かすことにつながる。元素は、宇宙の進化の過程で基本的な粒子から合成されてきたと考えられており、元素合成に関わる原子核反応についての研究が盛んにおこなわれている。特に8Liという放射性同位元素の関わる原子核反応の重要性が指摘され、我々も含め世界中の研究者がその原子核反応の高精度の測定を試みてきた。それらの測定結果には、実験方法に起因すると考えられる不一致が見られ、その不一致が元素合成の理論の精度に影響を与えている。本研究はその不一致の原因を解明するための新たな実験を行い、解明のヒントを得ることができた。
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