研究課題/領域番号 |
17K05537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
小久保 伸人 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (80372340)
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研究分担者 |
岡安 悟 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 研究主幹 (50354824)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 超伝導材料・素子 / 量子渦 / メゾスコピック系 / 走査プローブ顕微鏡 / 低温物性 / 超伝導 / SPMプローブ顕微鏡(SSM) / 超伝導素子 / 超薄膜 |
研究成果の概要 |
微細穴をもつ微小な超伝導薄膜に誘起された量子渦状態を走査SQUID磁気顕微鏡で直接観測し、微細穴やその周囲への渦の侵入及び捕捉条件を明らかにした。さらに印可磁場と反対向きの磁束量子を伴う反渦とその分子状態の直接観測も成功し、これらが通常の冷却過程では誘起されない準安定な状態であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
磁場中の微小超伝導体が示す物理現象の基礎的な理解につながるだけではなく、近年急速に発展する量子情報技術、とりわけ超伝導ナノ・マイクロ構造体を用いた様々な応用デバイスの性能向上に必要な基礎資料となる。
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