研究課題/領域番号 |
17K05634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山崎 健一 京都大学, 防災研究所, 助教 (20436588)
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研究分担者 |
吉村 令慧 京都大学, 防災研究所, 教授 (50346061)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 地震 / 地磁気 / 地電位 / 時間変化 / 電気伝導度 / 界面導電現象 / 電磁誘導 / 地震時電磁場変動 / 地震動 / 電磁場変動 / 応力磁気効果 / 連続観測 / 時系列 / 異常検出 |
研究成果の概要 |
地震が起きるとき、地表付近で生じる電磁場の変動がこれまでに観測されている。この現象の生成原因を同定するために必要となる計算方法を確立するとともに、現象の普遍性を確かめるために従来よりも小さな地震に対しても電磁場の変動が見られるのかを確かめるための観測を実施した。その成果として、様々な場面に適用できる計算方法の開発に成功し、また、当初期待したものとは違う形であったが、地震時電磁場変動の新たな事例の観測にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地震が起きるとき、地表付近で電磁場の変動がこれまでに観測されている。しかし、この現象がなぜ生じるのか、どんなタイミングでどんな地震に対してどんな場所で生じるのかは明らかではなかった。本研究の成果として、この問題を解明する上での基礎となる計算方法が確立されるとともに、新たな観測によって地震時電磁場変動の事例が積み上げられた。電磁場変動は地震動よりも早く伝搬するという特性があるため、これ等の成果を応用することで、現在実用化されている緊急地震速報をさらに早く出せるようになるかもしれない。
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