研究課題/領域番号 |
17K05671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
片岡 龍峰 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (90462671)
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研究分担者 |
三宅 晶子 茨城工業高等専門学校, 国際創造工学科, 准教授 (00613027)
松本 倫明 法政大学, 人間環境学部, 教授 (60308004)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 銀河宇宙線 / 太陽圏 / グランドミニマム / 磁気流体力学 / 太陽風 / シミュレーション / 惑星間空間 |
研究成果の概要 |
本研究は、グランドミニマムなどの極端に低い太陽活動時における特異な太陽風の活動や太陽圏磁場構造が、地球へ到来する銀河宇宙線スペクトルの変調に及ぼす影響と、そのメカニズムを解明することを目的とするものである。太陽風の磁気流体シミュレーションと、宇宙線の確率微分方程式シミュレーションを結合させるハイブリッドシミュレーションは、研究計画開始時のテクニカルな達成目標であったが、それぞれのシミュレーションでの重大な課題が研究計画中に明らかとなって基礎研究が進んだ。また、研究期間中に発生した予想外の宇宙天気イベントに関して、国際宇宙ステーションや航空機での被ばく量予測に関する研究成果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マウンダー極小期の定量的な物理解明には至っていない。しかしながら、研究期間中に発生した予想外の宇宙天気イベントに着目し、幾つかの応用科学的な研究成果が得られた。いずれも、今後の高度な宇宙利用に宇宙天気予報の発展に資するものとして、社会的な意義がある。
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