研究課題/領域番号 |
17K05705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
榎並 正樹 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 名誉教授 (20168793)
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研究分担者 |
纐纈 佑衣 名古屋大学, 環境学研究科, 講師 (20726385)
加藤 丈典 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (90293688)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EPMA / EBSD / 変成岩 / 変形岩 / 温度ー圧力履歴 / 変形履歴 / 超高圧変成岩 / CPO / 定永閃石 / 加水反応 / 特異値分解法 / ざくろ石 / 変形作用 / 結晶成長 / グラニュライト / エクロジャイト / 結晶片岩 / 変形 |
研究成果の概要 |
電子線マイクロアナライザー (EPMA)と電子線後方散乱回折 (EBSD)装置を組み合わせた変成岩の新しい研究手法の提案とその有効性を検証することを目的として,主に以下の内容の研究を行った. 1.エクロジャイト中に産する多結晶体ザクロ石斑状変晶の検出.2.様々な条件下で形成された変成岩中に産するザクロ石が記録しているexhumation stageの変形特徴の解読.3.加水分解しているエクロジャイトを対象とし,ザクロ石およびオンファス輝石の仮像として産する角閃石の形成プロセスの解明.特に,SiO2に飽和している岩石中にSiに乏しい角閃石が形成される原因について論じる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電子線マイクロアナライザー (EPMA)と電子線後方散乱回折 (EBSD)装置は,それぞれ主に微小領域の化学組成分析および結晶方位解析を行うために広く活用されている.そして,これまでに広範囲の分野の研究に様々な貢献をしてきた. 従来は個別の研究目的に利用されることが多かったこれらを,組み合わせて利用した新しい研究例を,変成岩を研究対象として提唱すると同時に,この新たな研究手法の有効性を検証した.
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