研究課題/領域番号 |
17K05731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
前原 常弘 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (40274302)
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研究分担者 |
神野 雅文 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (30274335)
本村 英樹 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (80332831)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マイクロプラズマ / 遺伝子導入 / 周波数 / 魚卵 / プラズマ / 高周波 |
研究成果の概要 |
プラズマ遺伝子導入法において、十分な検討がなされていなかった周波数に対する依存性を研究した。まず、500kHz、1MHz、13MHz帯域での小型整合回路の開発を行い、マイクロプラズマの発生に成功した。これを用いて、遺伝子導入の周波数依存性を調べたところ、明確な依存性が見られた。しかしながら、最適化には至っていない。これらの研究の応用として、メダカ魚卵への蛍光分子導入を試みた。水中プラズマによる導入が示唆されており、今後の展開が期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
iPS 細胞などの万能細胞への期待が高まる中、その出発点となる遺伝子導入技術は重要である。現在、いくつかの方法があるが、それぞれに一長一短がある。プラズマ遺伝子導入法は新しい簡便な方法として注目を集めており、プラズマを発生させる周波数の影響が大きいことを示したことは今後の発展の基礎をなす。また、メダカ魚卵への分子導入だが、メダカは脊椎動物のモデル生物として確立されており、簡便な分子導入法の開発は意義深い。
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