研究課題/領域番号 |
17K05749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
福田 良一 京都大学, 実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略研究拠点ユニット, 特定准教授 (40397592)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 計算化学 / 高圧化学 / 分子物性 / 量子化学 / 理論計算化学 |
研究成果の概要 |
我々が開発している、高圧力の効果を量子化学計算に取り入れる方法であるXP PCMを用いて、圧力刺激応答分子の機構解明と、高圧力条件で測定されたスペクトルの帰属・解析を行った。圧力による電気的物性の応答(ピエゾエレクトリック効果)と光化学的応答(ピエゾクロミック効果)のメカニズムを明らかにした。高圧力による反応体積効果、分子歪みの効果、凝集による誘電率が変化する効果等、圧力効果と圧力刺激への応答に関する多様な要因を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
圧力というパラメータを加えることで分子システムの設計や測定の自由度が増え、新しい分子科学が展開できる。しかし、超高圧実験には制約が多い。本研究の成果や本研究で培った手法により、実験結果の詳細な解析や理論主導による新しい実験系の提案が可能となった。高圧力分子科学という新たな領域の発展に寄与する成果である。
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