研究課題/領域番号 |
17K05798
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡邉 孝仁 東北大学, 理学研究科, 助教 (90425413)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 遷移金属錯体 / カチオン性錯体 / ゲルマニウム / ホウ素 / 小分子活性化 / 二水素活性化 / C―H結合活性化 / ゲルミレン / タングステン / 水素化 / 合成化学 / 触媒・化学プロセス / 水素 / 有機金属化学 |
研究成果の概要 |
高い反応性を有するカチオン性メタロゲルミレンおよびゲルミリン錯体を合成し、その分子構造や分光学的性質を明らかにした。さらに、それらによる小分子活性化について実験および理論の両面から明らかにした。また、ヒドリド引き抜きによってこれまでにないカチオン性ボリレン錯体の合成を行い、ジフェニルアセチレンに対する反応性を調査した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゲルマニウムやホウ素などの主要族元素―遷移金属間に多重結合を持つ新たな錯体の合成法を開発したことで、まだ発展途上なこれらの錯体の化学を推進することができる。このような新規な錯体による小分子活性化の独自性・多様性を明らかにすることにより、独創的な分子変換反応や有用な化合物を生み出す錯体触媒への展開が期待できる。
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