研究課題/領域番号 |
17K05862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
高村 浩由 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (70422798)
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研究分担者 |
大野 修 工学院大学, 先進工学部, 准教授 (20436992)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 有機合成化学 / 構造解明 / 生物活性 / 天然物 / 全合成 / 発散的合成 / 立体化学 / 構造活性相関 / 有機化学 / 合成化学 / 天然物化学 |
研究成果の概要 |
生物活性天然物の構造解明は極めて重要な研究課題である。構造解明は、構造活性相関に関する重要な知見を与え、活性発現部位の特定、分子プローブの設計および合成、生体内標的分子の同定、作用機序の解明、さらには高活性人工類縁体の創製へと研究展開が可能となるからである。本研究では、立体構造が未決定の生物活性天然物を研究対象とし、合成化学的手法を用いることで、その立体構造を決定した。さらに、各種合成品を用いて生物活性評価を行うことで、その構造活性相関を解明するとともに、新規生物活性分子を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の機器分析の著しい発展に伴い、天然物の構造決定が微量成分にて可能となってきた。しかしながら、分子サイズが大きい、多官能基化されている、誘導化が困難である、結晶化が困難であるなどの場合には、天然物を用いての構造解析は困難を極める。このような場合には、化学合成による構造決定が有効かつ信頼性の高い手段となる。本研究では、機器分析による構造決定が困難な生物活性天然物を研究対象とし、合成化学的アプローチを用いることで、その立体構造と構造活性相関を解明した。さらに、天然物を構造基盤とした新規生物活性分子を創製した。
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