研究課題/領域番号 |
17K05869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
岡本 専太郎 神奈川大学, 工学部, 教授 (00201989)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低原子価チタン / 精密有機合成 / 環化反応 / 環化付加反応 / McMurryカップリング / 精密合成反応 / 選択的合成 / 低原子価チタニウム |
研究成果の概要 |
二価チタン反応剤の精密合成への利用および新反応の開発,新低原子価チタン発生系の探索と新反応の開発を研究の課題とした。高度立体選択的環化反応による活性型vitamin Dの16-oxa誘導体の合成と活性評価を行った。二価チタンとエンイン基質から発生する中間体が双求電子試薬と連続的に反応しビシクロ骨格化合物が一挙に生成することを見いだした。新反応系を開発しジアルデヒドとイン-アルデヒドのdual-modeカップリング重合分岐高分子の合成法を開発した。新たなCpTiCl3/Me3SiCl/Mg触媒系を開発し,アルキン環化三量化反応の有効な触媒となる事を見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低原子価チタン反応剤について,二価チタン等価反応剤の高度利用の事例を示したことでこの反応剤のより広範囲での利用を促進し,有機合成化学分野に寄与できるものと考えられる。また,新たな低原子価チタンの発生法を開発し,新規なdual-modeカップリング重合法およびアルキン[2+2+2]環化付加反応の新触媒系を開発したことは,高分子合成化学および有機合成・触媒化学の分野に起用できる成果で有ると考えられる。
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