研究課題/領域番号 |
17K05895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
國仙 久雄 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10251571)
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研究分担者 |
吉原 伸敏 東京学芸大学, 理科教員高度支援センター, 准教授 (50158515)
梶山 哲人 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部開発第二部バイオ応用技術グループ, 上席研究員 (50387346)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ビスベータジケトン / 希土類金属イオン / 選択性 / 溶媒抽出 / ビス-ベータジケトン / 分離能 / bis-βジケトン |
研究成果の概要 |
資源の有効活用を目指す中で、都市鉱山と呼ばれる廃棄物中に含まれる金属が注目されている。本申請では、これらを分離回収する技術の構築に関する研究を行った。 本申請で合成したビスベータジケトン配位子は、通常のベータジケトン配位子と比較して、高い抽出能を示すと共に、選択性が高い協同抽出系も明らかにした。また、溶媒抽出法による平衡解析により、錯体形成反応と分離化学の観点からその有用性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エチルエステルとアセトフェノン誘導体と還元剤を用いてアルキル鎖または芳香環の両端にベータ-ジケトンが結合した、置換基または剛直性の異なる負二価の四座配位子を合成した。この配位子の錯体生成反応と抽出機構に関する詳細な研究を行った。この配位子は新規な抽出試薬で、本申請では、希土類金属イオンをもちいてこれらの配位子の抽出能と選択性の向上効果を明らかにした。 本申請で合成したビスベータジケトン配位子は、通常のベータジケトン配位子と比較して、高い抽出能を示すと共に、選択性が高い協同抽出系を明らかにした。また、溶媒抽出法による平衡分析により、錯体形成反応と分離化学の観点からその有用性を明らかにした。
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