研究課題/領域番号 |
17K05910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
石原 浩二 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20168248)
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研究分担者 |
稲毛 正彦 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20176407)
菅谷 知明 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (30633367)
高木 秀夫 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 准教授 (70242807)
岩月 聡史 甲南大学, 理工学部, 教授 (80373033)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ボロン酸 / D-グルコース / ジボロン酸 / 反応機構 / 金属錯体 / D-ソルビトール / ベンゾオキサボロール / アリザリンレッドS / ピリジルボロン酸 / 直線自由エネルギー関係 / グルコース / ボロン酸金属錯体 / 分析科学 / 溶液化学 / 定量試薬 |
研究成果の概要 |
ボロン酸によるD-グルコースのセンシングのための基礎研究を行った。 フェニルボロン酸とD-グルコースの反応の反応機構の解明を試みた。また、ジボロン酸とD-グルコースの反応の反応活性種の特定と反応機構の解明、およびリンカーの長さの異なる新規ジボロン酸の合成と、それらのD-グルコースに対する反応性の評価と反応機構の解明を行った。更に、発光性ジボロン酸金属錯体の合成を行い、センシング性能を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ボロン酸(RB(OH)2)は、糖類を含む多くのジオール類と可逆的に反応し、安定なエステルを生成する。この反応は、糖類検出のためのボロン酸センサーに応用されており、センサーの開発は今日でも活況を呈している。しかし、この分野の研究は高感度センシングのための分子設計に主眼が置かれ、反応そのものに関する研究は皆無である。本研究はボロン酸の反応性の評価とセンシングのメカニズムに関する基礎研究であり、ボロン酸センサーの性能向上の基盤となる研究である。
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