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酸化剤を用いたDNAメチル化率のピンポイント解析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K05911
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分析化学
研究機関東京工科大学

研究代表者

加藤 輝  東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (00367195)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードエピジェネティクス / メチル化 / メチルシトシン / がん診断
研究成果の概要

がん抑制遺伝子などのプロモーター領域に存在するCpG配列のシトシンのメチル化は、がんの早期発見や悪性度評価、さらには、将来的な発がんリスク予測のためのマーカーとしての利用が期待されている。今後、CpGのメチル化をがんの診断マーカーとして広く臨床応用するためには、より迅速・簡便なメチル化検出法の開発が必要不可欠である。そこで、本研究は、(1)標的DNA中の特定のシトシンをピンポイントで識別し、(2)そのシトシンのメチル化を酸化反応を用いて迅速・簡便に検出する方法の開発を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本検出法は、 DNAのthree-way junction(TWJ)構造を利用して低濃度(数mM)のKMnO4で特定のメチルシトシンのみを酸化するため、酸化後に還元剤を加えればPCRが可能であり、脱塩カラム等による酸化剤の除去が不要なため迅速な検出が期待できる。さらに、検出対象のCpGがTWJの分岐点上に位置するようにプローブDNAの配列を設計することで、どのような標的配列にも対応可能なため、汎用性も備えている。すなわち、実用的な診断技術に求められる条件を満たしていると言える。本研究は様々ながんの診断法およびがんの基礎研究の発展に大きく貢献すると期待される。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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