研究課題/領域番号 |
17K05937
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
藤田 恭子 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (90447508)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腸管排泄 / 尿酸 / 尿毒症物質 / リアルタイム測定 / トランスポーター / 尿酸排泄 / 腸管 / 電極作成 / 高感度検出 / 電極作製 / 生体分子 |
研究成果の概要 |
高尿酸血症の高リスク因子である尿酸の腎外排泄、特に腸管排泄動態について解析するため、尿酸を高感度に検出可能な微小電極の作製に成功した。尿酸降下薬を投与したラットや慢性腎臓病モデルラットを用いて腸管内における尿酸排泄速度をリアルタイムに測定し、腸管に発現している関連トランスポーターと尿酸排泄動態との相関について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腸管における尿酸や尿毒症物質の排泄動態の重要性が注目されているが、腎排泄に比較すると知見も少ない。本研究では、解析のための有効な手法の確立を試み、腸管において尿酸や尿毒症物質の一つであるインドキシル硫酸を高感度に検出可能な電極を作製した。ラットを用いた測定や、培養細胞に遺伝子組み換えを行いターゲットとするトランスポーターの排泄動態解析をリアルタイムかつ簡便に行えることを示した。これまで知見の少なかった腸管における尿酸やインドキシル硫酸の排泄動態の解析は、高尿酸血漿や尿毒症治療につながると期待できる。
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